コカ・コーラの誕生秘話。コーラは薬だった?

アメリカではコーラが人気!というイメージはありませんか?マクドナルドなど、ジャンキーフードを片手にコーラを飲んでいる姿を思い浮かべる人が多いと思います。そんなアメリカはコカ・コーラの生まれ故郷。

今回はコーラの誕生秘話をご紹介したいと思います。

コーラが生まれたのは19世紀。

コーラが生まれたのは19世紀末。日本は当時明治時代、アメリカは南北戦争が終わり、第2次産業革命を迎え、急速に発展している頃です。

この時代、アメリカは医師不足に陥っており、自然療法や万能薬が広く国民に受け入れられます。この時期に、炭酸水が開発され、これが体に何らかの良い影響を及ぼすと言われるようになりました。そして、この炭酸水を顧客に合わせて調合し、飲ませるようになり、人気になっていきます。

自然療法が流行る中、ジョン・S・ペパートンという自然療法家ががいました。彼は南北戦争中に負傷し、モルヒネ中毒になっていました。そして、薬物依存を治すためにコカインが注目されていたことから、コカインを使った薬用酒を作り、それが「フレンチ・ワイン・コカ」。コカイン、ワイン、コーラのエキスを調合したものです。こちらも人気となっていきますが、コカイン依存症が問題となり、1920年には禁酒法が施行されフレンチ・ワイン・コカを売ることが難しくなりました。

その中でお酒ではなく、コカの実、コカの葉を原料にしたシロップを作り、それを炭酸で割ったものを売り出していきました。
これが、今私たちが飲んでいるコカ・コーラの始まりです。

世界で初めてコーラが売り出されたのは1886年5月8日です。コーラの誕生日!

禁酒法時代からコーラはどんどん広まる!

禁酒法時代はお酒が禁止されていた時代なのですが、禁止された代わりに密造酒がどんどん作られ、スピークイージーというもぐり酒場で飲まれるようになります。

密造されたお酒は質が良いものではなく、そのお酒をどうやって飲もうかと人々は考えるようになりました。その状況が、新しいカクテルが生まれるようになります。

コーラは、その時代にお酒を割るものとしても広く用いられるようになり、よりコーラが広まっていきました。

まとめ

コーラの歴史は薬が始まりでした!普段飲むコーラも、どうやって誕生したかを知ると多くの発見があります。
これからもコーラを楽しんで飲んでいきましょう。

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