【クラファン真最中!】羽田麦酒『クラフトコーラジン』最速試飲レポート!

 【クラフトコーラジン クラウドファンディングページ】
https://www.fun-dri.jp/projects/hanedabrewery-tomocola
===2021年7月25日まで===

クラフトコーラとアルコール 

 クラフトコーラといえばノンアルコールドリンクのイメージが強いですが、その豊かな味わいはアルコールと併せることにより、また別の顔を現します。勿論既存のクラフトコーラをお酒で割ってみるのも良いですが、過去有名クラフトコーラメーカーからもアルコールクラフトコーラは発売されています。

 伊良コーラは指宿の老舗焼酎蔵元「大山甚七商店」とコラボした『伊良 コーラ酎』を。また、ともコーラはび砂糖を発酵させた炭酸アルコール飲料「ともコーラ ハードセルツァー」を昨年販売しており、業界の二大巨頭はクラフトコーラのもつスパイシーで芳醇な香りとアルコールとの可能性を追究しています。

 そして今回そこに、新たなラインナップが加わろうとしています。「羽田麦酒」と「ともコーラ」がコラボレーションした「クラフトコーラジン」です。

羽田麦酒 -羽田ブルワリー- について

 東京都大田区にある「羽田麦酒 -羽田ブルワリー-」は、飲食店向けの小ロットのOEM製造を得意とする受託生産専業型のブルワリーとして2014年に開業しました。

 羽田ブルワリーのペールエール

 2019年にリキュール免許を取得し、2020年には新事業としてクラフトジン「BATH LAB GIN」の製造を開始しています。今年の2月に行われたBATH LAB GINのクラウドファンディングでは目標金額を達成し、その注目度の高さが伺えます。

羽田麦酒のクラフトジン「BATH LAB GIN」

 さて、私はお酒のことにあまり詳しくないため、ジンについて少々調べました。ジンとは、ウォッカ、テキーラ、ラムと並ぶ世界四大スピリッツ(蒸留酒)であり、その香りづけには主として「ジュニパーベリー」というセイヨウネズの果実を乾燥させたスパイスを使用するそう。私も執筆の前にジンを単体で飲んでみましたが、たしかに澄んだ甘味の中に、ふんわりとボタニカルな香味を感じ、とても美味しいお酒だと思いました。

 今回の「クラフトコーラジン」では、「BATH LAB GIN」とフュージョンする相手として「ともコーラ」が選ばれています。クラフトジンと同様にクラフトコーラもまた、ハーブやスパイスに拘ったものが多く、ともコーラはハーバルクラフトコーラの先駆けとして業界を牽引してきた実績があります。この共通点の多い両者が併さることによりどのような相乗効果が生まれるのか、飲む前から楽しみで仕方ありません

外観

 手元にともコーラのRTD瓶があったため、比較として載せました。瓶に関しては、ともコーラの方は一般的な清涼飲料用のスクリューキャップのワンウェイ瓶なのに対し、クラフトコーラジンは同社のクラフトビールで使用されている王冠のビール瓶を流用しています。

 ラベルはともコーラの方でデザインされたものを使用しており、大まかなデザインや特徴的な字体が踏襲されています。色はボタニカル感を強調するためか、青緑系の色に変更がなされています。また、「CRAFT COLA」と「GiN」の文字の最後にやや重なるように両ブランドのロゴが配置されており、捺印されているように見えてしまいました笑

原材料は、原料用アルコール、ジュニパーベリー、食物繊維、オレンジ、レモン、ライム、きび砂糖、コーラナッツ、クローブ、オールスパイス、カルダモン、シナモン、山椒、唐辛子等になります。原材料だけ見ても、クラフトジンとクラフトコーラの融合であることがはっきりとわかりますね。

試飲

 BATH LAB GINのアルコール度数は40%あり、私にはストレートで飲むのは厳しい度数ですね。その点、クラフトコーラジンのように初めから味わいが調整され度数が抑えられている(6.7%)RTD飲料は、ジンを美味しく飲むための割り方を知らない私のような人間にとって、クラフトジンがより身近な存在になる良いきっかけになると思います

 口をつけた瞬間、オレンジの丸みを帯びた柑橘感と、ふわっとしたアルコールの香りが口の中を漂います。その後、ジュニパーベリーをはじめとする香草系やともコーラ系のスパイス感などが複雑に併さった香りが登場し、後味にはボタニカル感が余韻嫋々としています。触感はとても円やかであり、炭酸は弱めですが木目の細かい泡で、爽快というよりも安らぐ心地です。

 開発にあたり気を遣われた点は「ともコーラの完成された香味を失わずに、いかにクラフトジンを調合するか」だということです。いくらクラフトジンとクラフトコーラに共通点が多く相性が良いとしても、それらを混ぜ合わせただけで完成するかといえば、勿論そんなことはありません。

 具体的には、ジンの核であるジュニパーベリーの香りを抽出する過程において、ジュニパーベリーをベーススピリッツに漬け込みますが、その時間をより長く慎重に行うことにより、ジュニパーベリーのフルーティーさを残すようにしているそうです。

 開発は難航したようですが、その結果として両方が巧みに併さったまったく新しい高次元のクラフトドリンクが誕生しました。クラフトコーラにとってもクラフトジンにとっても新たな可能性であるクラフトコーラジン。これからの活躍に注目していきたいです。

クラウドファンディングは7月25日まで! 

 クラフトコーラジンは現在、クラフトドリンク専門のクラウドファンディングサイト「ふぁんドリ」にて支援を募集しています。締め切りは7月25日までですので、皆さんもぜひ味わってみてください!

【業界初のコラボ企画】羽田麦酒&ともコーラの『クラフトコーラジン』をお届けしたい】
https://www.fun-dri.jp/projects/hanedabrewery-tomocola

【羽田麦酒 -羽田ブルワリー- リンク】
HP : https://haneda-brewery.com/
Twitter : https://twitter.com/hanedabrewery
Instagram : https://www.instagram.com/hanedabrewery/

※今回は販売元である地域商社「羽田麦酒 -羽田ブルワリー-」さんより、クラフトコーラジンのサンプル品をご提供して頂きました。この場をお借りしまして、改めて御礼申し上げます。

※羽田麦酒さんのブランドロゴ、公式SNS、クラウドファンディングページに投稿されている画像につきましては、全て羽田麦酒さんに許可を頂いて掲載しております。他、特に断りが無い限り、画像はすべて筆者が撮影したものです。

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