こんにちは、マツカワです。
いきなり大爆笑で失礼します。
平和な炭酸飲料メディアなのに、なぜぼくはこんな目が線になる勢いで笑っているのでしょうか。
その理由は、うっすら見えている右手のものにあります。
今回は、思わず大爆笑してしまったラムネについてご紹介させていただければと思います!
ことの発端
前回の記事の後、次のネタをどうするかなーと考えていました。
ローカルドリンクを発掘して、その魅力を皆さんにお伝えしたい……しかし、この状況下*で府外にお出かけはちょっとな……。
※撮影したのは、2021年6月13日で、緊急事態宣言中でした。
と思った時、天啓が降りました。
そうだ、大阪から出れないなら、大阪のローカルドリンクを紹介すればいいじゃん!
そして大阪のローカルフードであるたこ焼きとのペアリングと絡めてしまえば、一つ企画できるんじゃないか!?
そうと決まれば、早速大阪のローカルドリンクを探そう!!!
時間は流れ、企画の撮影日。
マツカワ家では、たこ焼きパーティーが開催されました。
じゅうぅぅぅ……と粉もんが焼ける香ばしい香りが部屋に広がり、奥さんはルンルン。
生まれが大阪ではなく大学も四国だったらしく、家でたこ焼きを焼くという機会がなかったそうです。
わざわざネットで美味しいたこ焼きの焼き方レシピなんて調べちゃったりして、そのテンションの高さも伺えます。
なのにぼくはこの表情です。
大阪生まれ大阪育ちのぼくにとって、たこ焼きはソウルフード。間違ってもこんな親の仇を見るような目で食べるものではありません。
その視線の先に、何があるのか……?
これです。
ハタ鉱泉株式会社のたこ焼き風ラムネ
長い前置きでしたが、今回ご紹介するのはハタ鉱泉株式会社様が作られている、「たこ焼き風ラムネ」です。なんちゅうもんを作ってんだ。
ハタ鉱泉株式会社様といえば「よいこの泡びぃー」や「シャンメリー」など、祝いの席で幼少期に一度は口にしたことがあるような商品を展開されています。
その一方で、「コーンポタージュラムネ」や「キムチラムネ」など、なかなかエキセントリックな商品開発も行なっています。なんちゅうもんを作ってんだ。
見つけた時、思わずやめちゃおうかとも思いました。
が、関西人の血が騒いでしまい、思わず購入ボタンを押してしまっていました。
……やってくれたなぁ、過去の自分!
後悔先に立たずと言います。話を進めましょう。
まずは、ラベル周りを見ていきます。
大阪名物言うたらやっぱりたこ焼きや
ラベルより引用
ラムネになってもええやんか
ちょっといっぺん飲んでみて
大阪名物言うたらやっぱりたこ焼きや→わかる。
ラムネになってもええやんか→わからない。
さすが大阪の会社が作ったラムネ。
ツッコミ待ちしているとしか思えません。
反対側も見てみましょう。
そんなこと見たらわかるわ。
……気を取り直して、成分も確認しておきましょうか。
意外なことに、至って普通です。
なんなら甘味料が入っている飲料よりも、ずっと美味しそうに見えます。
とはいえ、問題は香料なんですよね……。
しかし、今更怖いとか言ってられません。
なんなら奥さんが(缶チューハイ片手に)とてもキラキラした目でこっちを見ています。
いざ、実食
〜実食の様子をダイジェストで様子をお伝えします〜
なるほど、これを使って開けるのか……ラムネと一緒やな……。
プシッ……
めっちゃ香ばしい匂いがする……。
……いただきます。
グイッ……
……グビリ。
笑っちゃった。
感想:思った以上に美味しい
まず最初に、開けた瞬間の香ばしい香りにビビります。
こればっかりは、覚悟していてもちょっと驚くのではないでしょうか。
ラムネといえば特に際立った匂いはないイメージが強いので、その固定観念がぶち壊されるのではないかと。
口に入れた最初感じるのは、まず強い甘味。
これは砂糖由来の甘味だけではなく、おたふくソースのフルーティーさです。
もっとソースの味がきついのでは……? と思っていただけに、ソースとラムネの甘味部分の最大公約数をうまく捉えたんだな、と思いました。
次に、おたふくソースの酸味やちょっとスパイシーな感じが鼻を抜けます。
ここら辺は本来ラムネにはない要素なので、ちょっと新鮮な感じがしました。
飲み進めていると、温度が上がって香りが開いてくるのかおたふくソースのスパイシーな香りが強くなってきます。
とはいえ、ソースの香りも主張が強すぎるわけではないので、身構えていたら「なんだ、思ったよりいいやん!」となります。
また、趣旨のたこ焼きとのペアリングに関しても決して悪くなかったです!
本物のソースの甘辛×たこ焼き風味ラムネの甘辛が意外とマッチしてました!
大阪に来られたらぜひお試しあれ
大阪のローカルドリンクとしては「ミックスジュース」が有名と思います。
が、あえてぼくはこの「たこ焼き風ラムネ」を飲んで欲しいと思います。
大阪ならではのユーモアと、「ネタに走りつつもギリギリちゃんと食べられる絶妙なライン」を見極めるべく研鑽した(であろう)味わい。オモシロだけでなく、消費者がギリ納得できるーー笑って飲めるーー商品としてのポテンシャルを強く感じました。
大阪に来られた際は、ぜひ一度試していただければと思います。
ぼくは、コーンポタージュ風味に挑戦してみようと思いますので、失礼しますね。
それでは、さようなら。